平成30年度 水路目地補修講習会を開催しました。
平成30年10月~12月の期間に、現地及び室内において「平成30年度 水路目地補修講習会」を開催いたしました。
【現地講習会】
①平成30年10月22日(月) 15時~ 相良村柳瀬 参加者:14名
②平成30年10月29日(月) 15時~ 御船町今城 参加者:57名
③平成30年10月30日(火) 15時~ 南小国町満願寺 参加者:20名
上記日程で、今年度は3箇所で現地講習会を開催しました。
現地講習会は、九州農政局土地改良技術事務所保全技術課の方々を講師としてお招きし、実際の器具や材料を使用して説明・実践をして頂きました。
(内容) (1)資料にて目地補修の説明及び器具紹介 (2)目地補修実践(インスタントモルタル、変成シリコン、シートタイプ) |
講師の説明後、組織の方々にも器具や材料を使ってもらい実践していただきました。
以下はその様子です。
実践講習(インスタントモルタルを用いた目地補修)
実践講習(変成シリコンを用いた目地補修)
実践講習(シートタイプ補修材を用いた目地補修)
【室内講習会】
平成30年12月12日(水) 14時00分~ 嘉島町民会館 参加者:117名
室内講習会につきましても、九州農政局土地改良技術事務所保全技術課の方々を講師としてお招きし、資料とパワーポイントを使って、以下の説明をして頂きました。
(内容) (1)水路目地補修について 目地変状の種類やその発生原因、補修の際の材料や補修手順等の説明。 (2)多面的機能支払交付金に係る現地施工事例 施設の長寿命化における施工事例や抽出検査で確認された施工不具合の事例等の説明。 (3)ゲート、ポンプの機能保全、補修、更新 ゲート設備部位毎の健全度評価、点検・補修・更新・保守管理の方法についての説明。 (4)活動における安全対策について 草刈作業における安全対策、活動中の事故事例を紹介。併せて熱中症予防対策についての説明が行われ、 活動を行なう際には必ず保険に入って頂くよう説明。 (5)平成29年度抽出検査結果について (6)円滑な組織運営のためのポイント |
最後に協議会より「活動における注意事項について」説明し、閉会いたしました。
【現地及び室内講習会を通して】
参加された方より、「今後も水路目地補修工法を継続して実施してもらいたい」といった意見が聞かれたほか、「他の工種の講習会を実施してもらいたい」「事例発表をやってほしい」といった意欲的な意見も多数聞かれました。現地及び室内共に大変有意義な講習会となりました。
今回の講習会で使いました資料を添付いたします。是非、今後の活動にご活用ください。