令和元年度水路目地講習会を開催しました
令和元年10月~12月の期間に、現地及び室内において「令和元年度 水路目地補修講習会」を開催いたしました。
【現地講習会】
①令和元年10月30日(水) 10時00分~ 宇城市 参加者:86名
②令和元年11月18日(月) 13時30分~ 八代市 参加者:35名(雨天のため室内講習に変更)
③令和元年11月20日(水) 10時00分~ 山鹿市 参加者:100名
上記日程で、今年度は3箇所で講習会を開催しました。八代会場は残念ながら雨天のため室内での開催となりました。
現地講習会では、九州農政局土地改良技術事務所保全技術課の方々を講師としてお招きし、実際の器具や材料を使用して説明・実践をして頂きました。
(内容) (1)資料にて目地補修の説明及び器具紹介 (2)目地補修実践(シーリング材、インスタントモルタル、シートタイプ) |
講師の説明後、組織の方々にも器具や材料を使ってもらい実践していただきました。
以下はその様子です。
実践講習(インスタントモルタルを用いた目地補修)
実践講習(シーリング材を用いた目地補修)
実践講習(シートタイプ補修材を用いた目地補修)
【室内講習会】
④令和元年12月12日(木)14:00~ 熊本市(火の君文化センター) 参加者:159名
室内講習会につきましても、九州農政局土地改良技術事務所保全技術課の方々を講師としてお招きし、資料とパワーポイントを使って、以下の説明をして頂きました。
(内容) (1)水路目地補修について 目地変状の種類やその発生原因、補修の際の材料や補修手順等の説明。 (2)多面的機能支払交付金に係る現地施工事例 施設の長寿命化における施工事例や抽出検査で確認された施工不具合の事例等の説明。 (3)ゲート、ポンプの機能保全、補修、更新 ゲート設備部位毎の健全度評価、点検・補修・更新・保守管理の方法についての説明。 (4)活動における安全対策 草刈作業における安全対策、活動中の事故事例を紹介。併せて熱中症予防対策についての説明が行われ、 活動を行なう際には必ず保険に入って頂くよう説明。 (5)平成30年度抽出検査結果 (6)円滑な組織運営のためのポイント |
【現地及び室内講習会を通して】
参加された方より、「今後も年に一回は講習会を開催してほしい」といった意見が聞かれたほか、「防草シートや堤(つつみ)の補修の現地講習を実施してもらいたい」「少人数でもできる活動事例を紹介してほしい」といった意欲的な意見も多数聞かれました。現地及び室内共に大変有意義な講習会となりました。
今回の講習会で使いました資料を添付いたします。是非、今後の活動にご活用ください。